オーバーヒートしかけてしまった話。

ちょっとした不注意から、
危うくオーバーヒートでE92をお釈迦にするところでした(*_*)…

クーラントの不足が原因だったのですが…日頃の点検を疎かにするものじゃないですね。

猛省(*_*)

2016-11-27 (2)
photo by iPhone6s

2016-11-27 (92)
先日、出先で突如水温のアラートが鳴りました。
iDriveの方のモニターではなく、タコメーターや速度メーターがついている方の小さなモニターの方です。
※画像は拾いものです。問題等ございましたらご連絡いただければ削除いたします。
そしてその直後(ほんの数十秒後)に、
今度はiDriveの方のモニターに・・・
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 オーバーヒート
 エンジンを停止して温度を下げてください。
 火傷の恐れがありますので、エンジンフードは開けないで下さい。
 最寄りのBMW正規ディーラーにご連絡
 △オーバーヒート!停車してください
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 ※写真が撮れませんでしたので、これまた同じ警告表示のものをネットで探して打ち込みました(笑
この表示が出たので、ただ事じゃねえぞってことですぐに側道へ入り停車しました。
蒸気出ているわけでもなく、特に前触れが無かったので驚きました…。
多少ストップアンドゴーの多かった街なかを走っていたのと、
その直前に野暮用で1時間以上アイドリングしていたことで、熱を蓄えちゃったのかも…
と自分の行いを思い返しつつ、停車中に車内に置いてあるマニュアルをペラペラめくっていました。
クーラントの確認項目をその時は読みましたが、結局E/G停車直後なのであまり意味なかった( ´ー`)・・・
最悪の自体を想定してロードサービスの電話番号等も確認しておきました。
サービス内容を熟知しているわけではありませんでしたので、振り返る良い機会になりました…。
500kmまでは輸送無料ですので、今回はOK!
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結局15分位停車させた後、再度エンジンをかけてアラートが出ていないことを確認し、
冷たい風が常にあたりそうな、信号の少ない道で近所のドンキへ向かいました。
もう少し長い時間停車させE/Gを冷却したいのと、クーラントを購入しておきたかったからです。
クーラントは古河薬品工業の「ラクラククーラント」というものを買いました。
ちょいと高え…798円。
※この時、クーラントが原因だとはほとんど思っていませんでした…保険程度。
ドンキでは1時間程停車していました。
その間、水温計の表示方法とかオーバーヒート関連の調べ物をしていました。
E9X系では、水温計がありません。
どうやら一部iDriveでは車体情報から水温を表示させることが可能なようですが、
残念ながら私のE92では無理です…オイルの残量や空気圧程度。
調べてみたところ、サービスモード(ディーラーの整備士が使うセーフモード的なもの)を使って
水温を表示させることが可能なようです。
残念ながら今回は試してはいないのですが、備忘録的にその詳細が書いてあるyoutubeの動画を添付しておきます。

ドンキで休憩した後、そのまま15分程度走り、宿に無事の到着できました。
その間、とくに水温計のアラートもありませんでした。
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宿に到着してからしばらくして、念のためにE/Gルームの中を見ておきました。
もしかしたらクーラントが吹き出した後などがあるかもしれないと思ったからです。
ところが、とくに異常無し…。
クーラントについては暗いし明日見ようということでパパっと切り上げて部屋に戻りました。
部屋に戻ってから、E9X 2L NAエンジンのことを色々調べました。
LCI前後期共に、ウォーターポンプのトラブルが多いそうで、
��最も愚かなことに)このときはクーラントを全く疑っていなかったことから、
「ウォーターポンプが原因かもな~( ´ー`)・・・」と知ったかぶりをしながらふんふんとしていました。
マジで愚かだ…
サーモスタットも原因の1つとして考えていました。
サーモスタット自体、プジョーのときも故障する可能性のある箇所ってことで
把握はしていましたが、E92の場合は走行距離が10万kmも超えていないので、
可能性は低いだろうということで排除していました。
そして翌日…
E/Gも完全に冷えているので安心して、クーラントのキャップを開けてみると…
なんとMINを下回っていました…とんでもないこっちゃ。
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ということで、昨日買っておいた(まさか使うとは思ってもみなかった)クーラントを補充しました。
量としては大体1L程補充したところ、MAXを超えました。
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MAXとMINの見方はラジエーターキャップの横に書いてあります。
フロート(浮き)で図ってるんですね~。
MAXは、上から2つ目の印の所がラジエーターキャップ(口)よりも出ていればOKです。
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ちょっと補充しすぎたかもしれません…(笑
まあクーラントについては多少多くても困ることはないと思うので、
スポイトでとるようなことはせず、このままキャップをしめました。
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その後、一般道を20km程度、高速道路を200km程度走って確認しました。
※詳しくは後日記事化しますが、トヨタ博物館に行って来ました!
水温の警告も出ることもなく、アイドリングも安定しています。
帰宅後に再度クーラントの量を調べてみても減っているということもなかったので、
クーラントが漏れている可能性も低そうです。
今回の原因:
クーラントが少ない状態で長時間アイドリングを行い、さらにストップアンドゴーの多い街なかを走ったことで
オーバーヒートしかけてしまった。
納車前にはクーラントの量を見てくれているだろう。
クーラントはあまり減ることはないだろうし大丈夫だろうという変な思い込みでチェックを怠っていました。
輸入車ってクーラントについても日常的点検しなければならないってことをすっかり忘れていました…。
クーラント程度は日常の点検でなんとかなりますので、今後は1,2ヶ月に一度はチェックするようにします。
こんなつまらない確認ミスで数百万水の泡にしたくないですしね…(-_-;)

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